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2007年9月19日

災害ボランティアに参加してきました

内容

「ボランティアがどこまでしてくれるか分からない。」
これは、新潟県中越沖地震の被災者の言葉です。

こんにちは、ホワイトです。
先月夏休みで故郷の新潟に帰省した際、実家から2時間かけて柏崎に行き、1日ボランティア活動をしてきました。
午前行った先は、土蔵が全壊し、倉庫が傾いていました。
現地のボランティアセンターに入った依頼が、ブルーシートをはってほしいということで、危険が伴う活動かもしれないので、センターの職員も同行しました。
センターの職員が依頼者に依頼内容を確認すると、土蔵の整理が全く手付かずで、今後ボランティアの協力が必要なので、ボランティアの日除け・雨除けのためにブルーシートを使って倉庫にひさしを作ってほしいということでした。
依頼者の主訴は、全壊の土蔵の中の整理。
しかし、センターの職員としては、ボランティアに危険が伴う活動をさせるわけにはいかない。
そこで、こぼれたのが冒頭の言葉です。
結局、土蔵の中の整理については、改めてセンター職員が安全確認をし、ボランティアが活動可能かどうか判断することになりました。

ボランティアは、10人いれば10人違う考えがあると言われています。
しかし、災害ボランティアについては、屋根の上に上らないとか(今回ボランティアの一人が傾いた倉庫の上に上ってしまいましたが)、危険な家には入らないといった定義付けが必要ではないでしょうか。
そして、「ボランティア募集に協力します」とPRする時にその定義を伝える、またはボランティア募集の相談があった時に確認するといったことが必要ではないでしょうか。
そうやって、地域の人たちと災害ボランティアについての共通理解を図ることが大切だと今回のボランティア活動で感じました。

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