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2013年1月11日

飴ちゃんコミュニケーション

内容

あけましておめでとうございます。
今年もちよだボランティアセンターをよろしくお願いいたします。

皆さまは今年のお正月はどのようにお過ごしになられましたか?
私は年末に大阪に用事があったのでそのまま大阪で年を越し、せっかくなので元旦は大阪で一番人気の初詣スポット「住吉大社」に行ってきました。

大阪駅周辺はなんとなくわかるものの、生まれも育ちも東京の私、不案内な土地で迷子になるのも怖いので、宿泊したホテルの初詣ツアーバスで住吉大社まで連れて行ってもらいました。

住吉大社は三が日の初詣客約250万人とも言われ、(日本一の明治神宮は約315万人)当然ながらかなりの混雑。
お参りをして、おみくじをひいて(中吉でした)、屋台にちょっとひっかかりつつ、ふらふらと見てまわり、人ごみにちょっと疲れてきたので、早めに集合場所へ。

そこで同じぐらいに戻ってきた元気なおじいちゃんと、どういうわけか意気投合!
昭和3年生まれの最古の路面電車(阪堺電車)に「同い年や!」、ふかし芋ホカホカの話、参拝混雑していて大変だった…など話をしている途中、おじいちゃんが突然、「そうや、屋台で飴ちゃんを買うてきよった。1個どないや?」(私の記憶の関西弁が違うような気がしますが、ご容赦ください)大きくて丸い、色とりどりの飴の入った袋を私に差出してきたのです。
「おー!これが噂(?)の飴ちゃんコミュニケーションだ!!」とテンションの上がった私。
最近、県民ネタのテレビ番組が人気なのでご存じの方もおられるかと思いますが、大阪のおばちゃんは、カバンの中に「飴ちゃん」を必ず常備し、知り合いだけでなく初めてあった人にも「飴ちゃんどうぞ」と配り、コミュニケーションをとるのが大阪では当たり前の文化のようです。
おばちゃんではなく、おじいちゃんでしたが、大阪の地でこれを体感できたことに新年早々、感激!

このあと、ツアー客みんなで路面電車に乗り通天閣を見に行ったのですが、降りてきたところでガイドの「おばちゃん」が「飴ちゃんどうぞ。大阪名物パイン飴!」と、大きなビニール袋にいっぱい入ったパイン飴を差し出され、またまた「飴ちゃんコミュニケーション」。

ちょっと前まで知らない同士が、ぐっと気持ちが近づくこの風習、素敵だなぁ~と、心がほんわかしたこのお正月。
大きくてカラフルな丸い飴も、大阪名物パイン飴も、不思議なぐらいおいしかった♪
東京で突然「飴ちゃん」を配る勇気はちょっと出ませんが、今年はお正月の心地良い経験を活かし、積極的にいろいろな人とコミュニケーションをとっていきたいなぁと思っています。

ボランティアセンター かわばた

【ご参考】
住吉大社 http://www.sumiyoshitaisha.net/
通天閣 http://www.tsutenkaku.co.jp/

大阪名物「パイン飴」。本当においしくて、後日通販にて購入。
住吉大社の屋台で買った「たまごせんべい」。たこせんべいにお好みソースをぬり、揚げ玉、目玉焼きとベーコン、マヨネーズ...

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