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2012年12月27日

一枚の便り

内容

クリスマスがあっという間に過ぎ、街中は年末ムードになってきました。年末年始の帰省に備えて、我が家では先日大掃除を行いました。職場でも自宅でも大掃除をした、これからするという方も多いのではないでしょうか。

着々と年末年始の準備が進むなか、毎年手を付けるのが一番遅くなってしまうのが年賀状。子どもの頃は木彫りの版画で刷って、友人がどのような絵柄で送ってくるか楽しみにしていました。一番多いときはクラス中に出していたこともあったので、年賀状の作成は50枚くらいになったこともありました。

社会人になって、交友関係もある程度限定され情報化社会になった昨今では、個人情報の問題もあって新たに個人的に年賀状を送ることが難しくなってきたような気がします。古くからの友人も転居などで、いつの間にか年賀状が届かなくなり、いつしか年賀状を書かなくなってしまったり、親しい友人などはメールで済ませてしまったりと、年を追う毎に年賀状の枚数が減ってきています。

そんな中でも、年賀状1枚で交友関係が続いている友人もいます。送られてくる年賀状を見て、「家族が増えたんだなぁ」とか引っ越しや転職をしたんだなぁなど近況がわかったりします。メールで寄せられる報告より、年賀状など手紙の方が印象に残ることの方が多い気がします。一番古い手紙で、高校時代に友人とやり取りしていた手紙が残っています。もちろん、その友人とは年賀状で今でもちゃんと繋がっています。

年賀状もコミュニケーションの一つであり、こちらから送ったのに返信がないといろいろと思いを巡らせてしまいます。今年はあの人から年賀状は来るのかどうか。年明けの便りを今から楽しみにしています。

それでは皆さま、よいお年を迎えくださいますようお祈りしております。

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