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2015年1月28日

「教訓」。そして自発的な活動へ

内容

過去のフェイスブック等でもご紹介しましたが、1月24日(土)に淡路町にあるワテラスにて、「ボランティア教育シンポジウム~復興支援・心の教育・生きる力~」が開催され、私もディスカッションに参加させていただきました。

長野県軽井沢町の小中学生や千代田区内の大学生が東日本大震災で被害に遭った岩手県大槌町の支援を経て、現地から何を学んだか。そしてこれからどんなことに活かしていくかを発表していました。

「教訓」

この言葉は、残念なことに今回のような災害や、事件など負の出来事から学んだ際に用いられると認識しています。今回の震災で各地で被害に遭ったことを教訓として、様々な取り組みを行っています。それは直接現地に赴いた人もそうでなかった人も、何かしら現地から発信される情報を得て、「自分に何ができるか」を考えた人も多いと思います。

今回のシンポジウムでは、軽井沢町では学校が。千代田区では社会福祉協議会が学生の皆さんに「考える機会」を提供しましたが、そこから何を学びどんなことが自分にできるかを考え、それを行動に移していったのは学生の皆さんの意志であり、可能な限り私たちはその背中をそっと後押しする役目なのではないかと感じました。

学生のうちにこのような経験をしたことは、将来何らかの糧になるはずと思います。
自分の将来に向かって勉学等に励むことが学生の一義的な努めだと思いますが、学生のうちはいろいろなことを体験する時間があるので、ぜひいろいろなことにチャレンジしてもらいたいと思います。
ボランティア活動も、「いろいろなチャレンジ」の一つとして、ぜひ興味のあることや自分の特技を活かした活動に、自らの意志で参加してもらいたいと日ごろから感じています。
また、周囲の大人の皆さんも、学生の皆さんに自主的に活動する契機として、ボランティア活動をすることを素材の一つとして考えていただければと思います。

ボランティアセンターでは、自主的に活動しようとする皆さんを応援しています!

(おがわ)

 

 

 

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