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2014年12月19日

今年の振りかえり。

内容

こんにちは!
ちよだボランティアセンタースタッフ、横山です。

今年も1年が終わろうとしていますね。本当に時間が過ぎるのが早い…!

この場をお借りして、今年のお仕事を振り返ってみたいと思います。
いろいろなことがあって、とても書ききれないですが、私がメインで担当した事業で
「日本語ボランティア」というものがあります。

千代田区に在住在学する外国出身の子どもが、学校生活に馴染めなかったり、勉強についていけない
といった相談を受け、そこで年齢の近い大学生のボランティアグループを立ち上げて
支援をしていこうという経緯から、この事業が始まりました。

 6月~7月にかけて「日本語ボランティア養成講座」を行い、そこで集まった大学生たちが「JLN」という
日本語ボランティアグループを立ち上げました!

 

 JLN &養成講座

 

 

 

 

 

 

 

先日は、JLNの活動の一環として、JLNメンバーと私で、NPO法人多文化共生センター東京の活動見学に行ってまいりました。

NPO法人多文化共生センター東京とは、日本に住む外国出身の子どもたちに
日本語や教科の学習支援をしている団体で、上記の「日本語ボランティア養成講座」でも、
講師としてご活躍頂きました。(団体HP http://tabunka.or.jp/ )

今回は、日本語授業の見学をさせて頂き、日本語の教え方について大変勉強になりました。

来日数か月の子どものクラスでは、写真を使いながら「これは~です。」といった短文を読む練習を、
来日1,2年のクラスでは、日本の子どもが解くような現代文の長文読解問題を練習しており、
中国、韓国、フィリピンなど様々な出身国の子どもたちが、楽しみながら真剣に勉強しておりました。

 

家庭の事情など来日した経緯は様々だと思いますが、もし私が子供の頃に突然アメリカに住むことになったら…と想像すると
「すぐに英語が話せるようになるのか」「学校の授業についていけるか」「友達はできるのか」
といった不安やストレスが尽きないような気がします。
ですので、このような外国の子どもが集まって一緒に言語や教科を教えてもらえる場所は、「居場所」という意味でも
とても大切な場所だと実感しました。

 

JLNは、残念ながら子ども支援の活動実績がまだありませんが、千代田区でも困っている子どもがいるので
是非来年こそは活動につなげられるよう、当センターもバックアップしていきます。

 

world_children

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も残りわずかとなり、地域の皆さまをはじめ、多くの方にお世話になりました。
ありがとうございました。
来年も引き続き、よろしくお願いいたします。

(横山)

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