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2013年1月25日

Vol.24 伊藤 廣さん(介護保険サポーター・ポイント制度)

プラスボランティア vol.24

内容

なぜか清掃事務所へ?
元々ボランティアには興味があったのですが、現役時代は仕事が忙しくなかなかできずにいました。退職後、広報千代田だったと思いますがボランティア募集の記事を見てやってみようと思いました。何を勘違いしたのか万世橋の清掃事務所へ行ってしまい、そこでシルバー人材センターを紹介されました。シルバーでボランティアのことを聞いたらボランティアセンターが同じ建物にあることを教えられ、やっとたどり着くことができました。そこでボランティアセンターの職員の方に秋葉原の清掃活動「Akiba Smile!」(P.7参照)と、いきいきプラザ一番町はあとサロンを紹介されて活動を始めました。同時に「介護保険サポーター・ポイント制度(※)」にも登録を薦められました。

話ができるって楽しいね
「Akiba Smile!」は学生から社会人までいろいろな方が参加していて驚きましたが、普段話す機会のない学生さんと話ができてとても楽しいです。ボランティア活動が大学の単位になるという話を聞いて驚きました。
社会人の方とは仕事の苦労話などをしたりします。ボランティアをしに行くというより話に行くという感じです。
「はあとサロン」では、はじめ私の事を職員だと思う人が多かったのですが、ボランティアとわかると気軽に声をかけてもらえるようになりました。
高齢者(私もですが)はいろいろな経験をされているので話題も豊富。びっくりするような話をたくさん聞けたりします。また戦争時代やその後の苦労話は自分も経験しているので共感できます。

「伊藤さ~ん」の呼びかけがうれしい
東北出身者は口下手で遠慮深い人が多いと言われますが、私は話をするのが好きです。自分から話をすれば相手もたくさん話をしてくれるようになります。はあとサロンの活動でも2、3回お会いすれば「お、伊藤さ~ん!」と呼びかけてもらえるようになります。それが嬉しいし、またやりがいにもつながります。
しかし、しゃべり過ぎないように気を付けてもいます。必要以上に詮索するといやな思いをされる方もいますから。そのあたりは社協のサロン担当職員の方が丁寧に教えてくれました。

1回やれば楽しさがわかります
自分自身、こんなに長く続けられるとは思いませんでした。時間が許せばもっと活動してみたいと思います。小さな子どもの世話にも興味があります。区外にいる4人の孫の世話をやっていますから。ボランティアは1回やると楽しさがわかります。とにかくきっかけを見つけて参加してほしいです。

いとう ・ ひろし さん
区内在住73歳。出身は秋田県五城目町。
20代から千代田区に住み、郵政省に勤務。
趣味は海釣りと4人のお孫さんの世話。
五城目町の応援大使を務め、区内のイベントでPR活動をしている。

介護保険サポーター・ポイント制度
http://www.chiyoda-vc.com/672

一番町はあとサロンで利用者のサポート