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2008年1月25日

『関心のあることから、少しずつ』(情報マガジン Vol.279 2008年2月号より)

内容

昨年の夏から秋にかけて、たくさんの絵本に目を通す機会がありました。3歳・4歳・5歳児にあったお話を3分間、何も見ないで口演する保育士の実技試験用のお話を探すためです。
今まで子どもの成長とともに少しずつ絵本は読んでいましたが、短期間にたくさん読む体験は初めてで、しばらく夢中になって読んでいました。たくさんの絵本を読んでいるうちに、だんだん絵本の面白さにはまりだし、試験のためでなく、純粋に「いろいろ読みたい!」という気持ちが芽生えてきました。
そんな時、ボランティアセンターに届くチラシの中に、シャンティ国際ボランティア会の「絵本を届ける運動」を見つけました。日本で出版されている絵本に訳文を印刷したシールを貼り付け、絵本を手にしたことのないアジアの子どもたちに贈るボランティア活動です。絵本への興味の高まっている私にとって、まさに「ベストマッチング」。いくつかある国の中から、ミャンマー(ビルマ)難民キャン向けのカレン語を選び、冬休みの小学生の娘を誘って、一緒にカレン語の絵本作りを実行しました。
まず一緒に日本語の絵本を読み、次に私はシールをはさみでカット、娘は貼り付けと分担で作業を進めました。一冊全部貼り終えた後、最後のページに自分の名前を日本語とカレン語で署名して完成です。絵本を楽しみ、普段では接することのない文字に触れ、ミャンマーの子どもたちが本を手にして喜んでいる姿を想像して・・・なんだかとても幸せな気分になれるボランティアでした。
 これからも自分の身近なことや関心のあることの延長線上で、無理のないボランティアを続けていけたらいいなと思っています。
それと私事ですが、当初の絵本の目的であった試験は無事に合格しました!(かわばた/ボラセンジャーバイオレット/January 7 , 2008)

◆ちよだボランティアセンター情報マガジン「ボランティア」
 Vol.279 2008年2月号(2008/1/25発行)より

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