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2007年2月15日

プロレスと障害者団体のコラボレーション

内容

埼玉にある障害者団体「虹の会」が、3/18(日)さいたま新都心駅前・けやきひろばでプロレスを行うという記事をプロレス雑誌で見ました。
そのプロレスは、皆さんが知っているようなアントニオ猪木や長州力のようなメジャーの団体ではなく、インディと言われる弱小の団体が行うというものでした。
さらに驚くのは、この団体はデスマッチといわれる凶器なんでもありというプロレスを行う団体なのです。
その団体と障害者団体がコラボレーションをするという話は本当にびっくりです。

障害のある方がプロレス観戦に行った時に、介助者募集のチラシを配らせてほしいと頼んだことがきっかけで、今回の話がすすんだとのことです。
プロレス団体側は、チラシを配るより、プロレスを見に来た人たちに理解をすすめたいということで、行うことにしたようです。
確かに、チラシを配ったところで、どれだけの人たちが理解できるのか難しいところです。
今回の企画が成功することを祈っていますし、障害者の方たちが当たり前のように地域で暮らせる社会になれるよう私も取り組みをしていきたいと思います。

今回、プロレス団体側はボランティアとして参加することを考えていたようですが、障害者団体側が断ったそうです。
通常の代金を支払って催すことにしたのは、「来てもらいました、という結果だと障害者は守ってあげなきゃいけないという社会状況と同じになる」ということです。
自立という言葉をよく耳にしますが、まさにこのことが自立であり、一人でできることが自立ではないんですよね。
プロレスが嫌いな方もいると思うのですが、ぜひ一度見てください。
好きにならないかもしれませんが、偏見はなくなるかもしれません。
このコラボレーションは、まさにその部分を言いたいのだろうと思います。

ぜひ、私も応援していきたいです。
ただ、3/18は仕事で見に行けそうもありません。残念です。

レッド

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