あなたの「はあと」が地域のチカラに変わる!
2008年1月23日

被災者の心身を癒す足湯ボランティア

内容

ホワイトです。
先日有楽町での仕事の後、丸の内で開催されていた「防災とボランティアのつどい」に寄ってきました。
様子を見る程度のつもりでしたが、その時行われていた、神戸や新潟の学生からなる「中越・KOBE足湯隊」とJALが新潟県中越沖地震の被災地で行った足湯ボランティアの報告が興味深く、最後まで話を聞いてしまいました。
「足湯隊」は能登半島沖地震の被災者の疲れを癒そうと結成された団体で、中越沖地震の際は、JALが新潟空港から大量のお湯を積める車両で被災地に赴き、お湯を提供し、協働して足湯の活動を行ったとのことでした。
被災者にたらいに張ったお湯に足を浸してもらい、手足のマッサージをする。
マッサージ中に悩みや不安を話す被災者もおり、この活動は被災者の精神的なケアにもなっており、ニーズの把握にも役立つとのことでした。

中越地震の際、現地に支援に入ったボランティア関係団体から、被災者と「ヨソモノ」である支援者との間に心の壁があったというような報告がありました。
「足湯」はその壁を取り除く有効な手段の一つだと感じました。

写真は展示してあった映画『マリと子犬の物語』の子犬たちのぬいぐるみ。

カテゴリー

<分野>