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2014年1月20日

いま、わたしたちに、できること。~2014KOBE MEMORIAL 1.17灯りのつどい~

内容

先日1月11日(土)の夜に、東京国際フォーラムで開催された「いま、わたしたちに、できること。~2014KOBE MEMORIAL 1.17灯りのつどい~」に参加してきました。

 

 

阪神・淡路大震災で犠牲になられた方々の冥福を祈り、防災・減災について、いのちとくらしについて気づく機会とすることを目的としたこの取り組みは、2003年から毎年開催されています。

会場では、災害に関するパネル展示や、スクリーン映像を使ったアピール、お汁粉の炊き出しなどがおこなわれていました。

会場のメインスペースでは、ろうそくを入れた約800個のグラスを使って「1.17KOBE」の文字がつくられます。17時30分、すべてのろうそくに火が灯り、17時46分、美しく揺らぐろうそくの灯りの中、全員で黙とうをささげます。

 

 

阪神・淡路大震災は、1995年(平成7)1月17日5時46分に発生。マグニチュード7.2。死者6425名、不明2名、負傷4万名以上、住宅全半壊20万以上、住宅全半焼7000以上にのぼる、未曽有の大災害でした。

 

19年という月日が流れ、あの大惨事を風化させつつあります。今回の催しに参加させていただき、当時の様子や被災された方の声に耳を傾けていくこと、そしてそれを教訓として未来に引き継いでいくことの大切さに改めて気づかせていただきました。

 

 

参加されていたご婦人の、「絶対に忘れちゃいけないわよね。今日こうして当時のことを思い出せてよかった。この灯りが被災された方にも届くといいわね」とおっしゃっていた言葉が、とても印象的でした。

 

間もなく、東日本大震災からも3年を迎えますが、わたしたちにできることを考え、行動し、それを未来につないでいく取り組みをつづけていきたいと思います。

(野中)

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