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2010年3月25日

『ゆいまーる』(情報マガジン Vol.305 2010年4月号より)

内容

小学生の時からの友人が沖縄へ移住して早10年。その友人に会いに行ったのをきっかけに、沖縄に惚れ込んでしまい、毎年通っています。海や空、食べ物も大好きですが、沖縄の方言も大好きで、特に「ゆいまーる」という言葉が気に入っています。
意味を調べると、「ゆい」=「結」(共同、協働)であり、「まーる」は順番を表し、「相互扶助」を順番にかつ平等に行っていくこと。誰もが互いに信頼し合い、心から支え合う社会に向けて、ひとりひとりがちいさな力を出し合い、連携しあって歩んでいくこと。一言で言うと「結びつき」や「助け合い」になります。説明すると、堅苦しく感じますが、「ゆいまーる」というとやわらかくなるところも方言のステキなところです。
さて、私が担当していた事業で、重い病気と闘う子どもたちの夢をかなえるボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」の大野寿子さんに講演をしていただきました。“ひとりひとりの力は小さいけれど、みんなで手をつなぎあえば、時間も空間も越えて、どこまでも広がる可能性をもつ”ということ、“活動をしていて「手をつないであげている」と思っていたら、自分もしっかりと「つないでもらっている」”というお話を聴いて、「ゆいまーる」という言葉を思い出したの です。
ちよだボランティアセンターに勤めて、もうすぐ丸1年が経とうとしています。
講座を開催したり、ボランティアを紹介したりと、いろいろ自分がしてきたつもりが、実はたくさんの人に助けられ、結びついていたことに気づかされました。
これからも自然体で「ゆいまーる」を大切にしていきたいです。(おおはし/ボラセンジャーアクアマリン/March.3.2010)

◆ちよだボランティアセンター情報マガジン「ボランティア」
 Vol.305 2010年4月号(2010/3/25発行)より

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