地域での行事を訪問してきました

7月になりますが、番町幼稚園で千代田区教育委員会の特色ある教育活動の一環として、有志の父親が企画した「親子で遊ぼう」が行われ、様子を伺いに訪問してきました。当日は、父親がスポーツ班、文化班、ボランティア班の3班に別れて、趣向を凝らして園児たちが楽しめる内容になっていました。中でもボランティア班では、「番町キッズ株式会社」と称し、使用済み切手の仕分けのボランティア活動をしながら、仕事をすると対価でお給料がもらえるといった経済活動を学ぶ場を用意しており、たくさんの園児が活動を体験していました。
半日のイベントでしたが、保護者からは「とてもいい試みなので、1回だけでなく続けてほしい」、PTA会長さんからは「このイベントをきっかけに、父親同士で会話することが増えた。」といったような子どもたちにボランティアや職業体験してもらっただけではなく、父兄や地域交流の場としてもよい機会になったようです。子どもたちはもちろん、園の先生や父兄の方々など企画に携わった方も楽しそうに活動されていたのが、とても印象的でした。番町幼稚園が主催となった今回の企画ですが、園としては初めての試みだったそうです。
地域でこのような取り組みが増え、地域の絆、親子間の絆、園と父兄間の絆が強まっていくことを期待しています。関係者の皆さま、お疲れさまでした。

（ちよだボランティアセンター　おがわ）

今回の企画に携わった、番町幼稚園の先生、父親有志、ボランティアの方々