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2012年9月19日

人との関わりで想うこと

内容

 はじめまして!9月付でボランティアセンターに勤務になりました「ボラセンジャー・レインボー」です。

 以前はイベント会社に勤めていまして(本当に戦隊モノみたいなこともしてみたり・・・)、その前まではいろいろな福祉施設職員やら、ケースワーカーなどをやっておりました。実は保育士の資格も持っていたりします(注:私はです)。外見でスポーツや格闘技をしていたのではないかと言われることが多いですが、実は実は、高校から大学まで合唱部にいました。

 今回はご挨拶代わりに、私が合唱で学んできたことをお話ししたいと思います。

 当たり前ですが、合唱は複数で歌うから合唱なのです。一人で歌うのは独唱と呼ばれたり、一般的に世間で聴かれている音楽だったりするわけですね。合唱は男声合唱とか女声合唱とか混声合唱などいくつか種類があって、その中でも2つ以上のパートから成り立つ二部合唱だったり三部合唱だったり、いろいろあります。合唱を経験された方や、カラオケとかデュエットをしたことがある方は経験があると思いますが、キレイにハモったり歌い方やフレーズに対して鳥肌が立つような感覚を覚えたことはありませんか?すべての歌い手の声量、息遣い、パート間のバランスが上手く保てたとき、歌い手にとっても聴き手にとっても至福の瞬間はやってきます。

 しかし、いつでも誰が歌ってもその瞬間がやってくるわけではありません。

 例えば、歌うの好きな私ですが、本気で歌う福山雅治と一緒に歌っても素晴らしい歌は届けられないでしょう(なぜ福山雅治かは置いておいて・・・)。福山雅治と私では歌唱力に差がありすぎて、私の歌が(下手なんですが)下手に聞こえてしまうからです。それでも福山雅治が、私の歌唱力に合わせて歌ってもらえれば、少しは素敵な歌声になって聞こえるかもしれません。

 集団の中で特質優れた人がいても、例えばそれがスポーツのように勝ち負けで結果がつき、結果が良ければ評価されることもあるでしょう。しかし、そのような世界は競争社会の中ではよくあっても、私たちの身近な社会では集団として上手に機能することで、結果を求められることが多いのではないかと私は思います。

 先ほどの合唱の話に例えるなら、どんなに歌が上手い人がいその人だけ上手に歌っても、全体として綺麗に聞こえないのと同じように、集団の中でどんなに優れた人材がいても、その人だけががんばればがんばるほど、マイナスのイメージを与えかねないということです。

 私はよく理想を語りますが、努力する人は努力を惜しみ、知識や技術がある人は、先走らずにチーム全体のことを考え足並みを揃える。そうすることによって、集団として上手く機能していく。社会人になり、さまざまな人や集団と関わり合って、合唱と世間はよく似ているものだと、よく思ったものでした。

 そんな合唱から学んだことというか、私の好きな言葉があります。

 「いつも心に太陽を、くちびるに歌を」

 暗いニュースも多い世の中ですが、心には常に太陽を持ち笑顔でいたい毎日です。

 これからどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

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