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2015年1月16日

『YouthLINK』 ~悩みを話せる場所づくり~

内容

「生きづらさ」や「学校への行きづらさ」を抱える、または抱えてきた学生同士がつながる場づくりをしている『YouthLINK』。大学生メンバーの石神さん、岩崎さん、荒川さんにお話を伺いました!

■ある学生のつぶやきから始まった活動
NPO法人自殺対策支援センターライフリンク(以降ライフリンク)主催の学生意見交換会で、参加学生が「休学していたとき、生きるのがものすごくしんどかった」という本音を語りました。これを機に有志学生が集まり、2011年に団体が誕生。現在は都内の大学生、大学院生15名が活動しています。Voice sharingの活動の他、「生きづらさ」について話し合うイベントも開催するなど、「あったらいいな」と思える場を日々試行錯誤しながら作っています。

毎月開催!『Voice sharing』
【日程】毎月14:00~16:00(休憩あり)
【場所】富士見区民館3F和室(千代田区富士見1-6-7)
【対象】学生(大学生、大学院生、専門学校生、短大生)
【参加費】無料(申込不要・単発参加歓迎)
*日程は、下記問い合わせ先までお問合せください。

■Voice sharingはこんな場所
休学している、休学を考えている、学校に行きづらさや居づらさを感じている学生が、互いに悩みや不安を語り合う、集いの場です。毎回5~6名の参加者と、2~3名のメンバーで行っています。
時には長い沈黙になる時もありますが、不思議と気まずい空気ではなく、安心して自分を見つめる時間になっています。初参加の方でも話しやすい雰囲気づくりをしています。

■活動メンバーのきっかけ
新聞で紹介記事を見つけて、参加しました。2度の大学退学の経験があります。(石神さん:左)
大学休学中は人と会う機会がなくなり、学校に行きづらさを感じました。講演会をきっかけに参加しました。(岩崎さん:中央)
社会問題の研究サークルに 所属し、自殺対策に関心があります。若者支援イベントで活動を知り、学生にしかできないことをしたいと思いました。(荒川さん:右)

■活動を通して、思うこと
私たちメンバーも様々な悩みを抱えていましがたが、同じ境遇の人と話をすることで自分自身を肯定でき、助けられた気持ちになりました。私たちも初めて参加する時はとても緊張しましたが、メンバーのさりげない優しさに救われたこと覚えています。今度は私たちが、参加者にそう感じてもらえたらと思っています。

 

※ライフリンクとは?
自殺対策を「生きる支援」と捉え、自殺のない「生き心地の良い社会」の実現をめざして活動しています。YouthLINKの活動で何かあった時は、対応ができるようサポートしています。団体概要は下記参照。
http://www.lifelink.or.jp/hp/top.html

【YouthLINK問合せ先】
mail: youthlink.vs@gmail.com
blog: http://blog.canpan.info/youthlink/
twitter: https://twitter.com/youthlink_voice
Facebook:https://ja-jp.facebook.com/youthlink.voice

Voice sharing の練習風景
インタビューにご協力いただいた大学生メンバー