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2012年12月25日

『いかにんじん』(情報マガジン Vol.338 2013年1月号より)

内容

寒い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今年もあと数日で終わり、新しい年を迎えようとしています。
さて、お正月の思い出というと、私が小学生のころは、横浜の伯母の家に親戚一同が集まって、毎年とても賑やかなお正月を過ごしていました。私の母は、きょうだいが多く末っ子でしたが、東京近郊に住んでいるきょうだいの家族が集まっていました。
お正月は、おせち料理や雑煮と一緒に並んでいたものが「いかにんじん」でした。「いかにんじん」が必ずお正月にはあり、私の大好物だったので、結婚した妻に「いかにんじん」の話をしたところ知らないと聞いてびっくりしました。当たり前のようにあった「いかにんじん」ですが、実は福島県の郷土料理であるということを大人になってから知りました。私の母は福島県の出身なので、うちでは当たり前のように食卓にあったのでした。
「いかにんじん」は、初冬に出回る長にんじんを使用し、保存期間を長くするために各家庭でつくられたようです。にんじんといかを細長く切って、酒、しょう油、みりんなどで味付けしたものです。
あまりにもシンプルな家庭料理なので、もてなしの料理として見られなかったのですが、福島市出身の佐藤B作さんが、テレビで紹介したのをきっかけに、地域の名物としてPRされ、飯坂温泉では名物として各旅館で提供されているそうです。ご存じでない方は、ぜひ一度お試しください。
いよいよ2013年を迎えます。新たな年を迎えるにあたって、みなさんいろいろと目標を立てたり、新しいことにチャレンジしよ
うと考えている方も多いと思います。その中にボランティア活動も入れていただけるとうれしいです。ボランティアセンターでは、ボランティアに関する様々な情報を発信していますので、お気軽にお問い合わせください。(ふくとう/ボラセンジャーピンク December 13, 2012)

◆ちよだボランティアセンター情報マガジン「ボランティア」
 Vol.338 2013年1月号(2012/12/25発行)より

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いかにんじん

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