• 社会福祉法人
    千代田区社会福祉協議会
    ちよだボランティアセンター
    〒101-0065
    東京都千代田区西神田1-3-4
    西神田併設庁舎3階
  • TEL:03-5282-3716
  • FAX:03-5282-3717
  • 開室時間:
    月曜日〜土曜日(祝日を除く) 9:00〜19:00

ボランティア基礎知識@


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ボランティアの始まり

ボランティアの起源
“ボランティア”の語源はラテン語のボランタール(自由・正義・勇気)からきています。
広辞苑では、「志願者・篤志家・奉仕者」「自ら進んで社会事業などに参加する人」という意味です。
“Volunteer”を英和辞書で引くと、「志願兵」「義勇兵」と出ています。

ボランティアの起源は…
  • 1つの説
17世紀の中頃のイギリスにて、国内が混乱状態にあり、人々の生活は不安に満ちていた。
そこで自分達の村や町は自分達で守ろうと、自ら進んで自警団に参加する人達が現れた。その人たちをボランティアと呼んだ。
  • 1つの説
18世紀後半から19世紀前半にかけて、アメリカ合衆国独立、フランス革命、南アフリカ諸国独立などに参加する義勇軍をボランティアと呼ぶようになった。

いずれの説でも自分で進んで活動する人たちのことをボランティアと呼ぶようになりました。
また、19世紀後半イギリス産業革命の進展の反面、不衛生で貧困な生活を送る人に対し、民間で組織的に取り組むため、1869年ロンドンにCOS(Charity Organization Society)が設立され、金品の施しよりも友人としてのかかわりに重きをおいた、友愛訪問活動を行いました。
これをボランティア活動の始まりとすることもあります。
この後、活動家自らがスラム地区に住み、人格的ふれあいを通じて人々の厚生と地域改良に取り組もうとするセツルメント活動が生まれました。
これに参加した人々の思いと行動が、ボランティアの原型とも言われています。

ボランティア元年
1995年1月17日・阪神淡路大震災
災害で、6,000人以上が死亡。
震災発生後、最初の1ヶ月は1日2万人、2ヶ月で延べ100万人以上のボランティアが活動したのです。
「何かしてあげたい」「何かしなくては」という思いから、全国から惨事を知った人々がボランティア活動に駆けつけました。
その多くは、震災以前にはボランティア活動をしたことがない人たちでした。そこで、1995年を「ボランティア元年」と呼ぶようになりました。

活動したボランティアの年齢割合
10代(23%)
20代(50%)
30代(10%)

ボランティアの4原則

ボランティアの意味が「自由な意思」を表すように、活動の基本は「自らすすんで行う」こと!その基本も含めてボランティアには次の4つの原則があります。
1 自分の意志で・・・
  • 自主性・自発性
他から強制されたり義務として行う事ではなく、自分の意思で行う活動です。
2 みんなとともに・・・
  • 社会性・連帯性
誰もがいきいきと豊かに暮らしていけるように、互いに支え合い、学び合う活動です。
3 金銭は求めず・・・
  • 無償性・無給性
金銭的な報酬を期待して行う活動ではありません。しかし、お金では得られない出会いや発見、感動、喜びを得ることができます。
4 より良い活動を創る
  • 創造性・先駆性
今、何が必要とされているかを考えながら、より良い社会を市民の手で創る活動です。

ボランティア活動って恋愛に似てる?

「ボランティア活動」と「恋愛」は実に似た共通点を持った、私たちにとって、とても大切なことです。
その共通点は・・・
  • 好きだという気持ちが重要!
恋愛においては言うに及ばず、ボランティア活動も「好きだから」という思い(想い)がエネルギー源!!
  • 出会いは偶然?!
偶然の出会いから、徐々に思い(想い)が高まってくるのです。
  • 相手を選ぶ。
自分自身の特定の好み、テーマによって対象を選べます。ただ、ボランティアは二股してもOKなところが違うところ?!
  • 自分で決める。
活動をする、しないを決めるのは自分であり、続けていくのも自分自身。
  • いっしょに乗り越える。
楽あれば苦あり…。その苦難を仲間・パートナーと共に乗り越えたときの充実感はすばらしいものです。
  • そのこと(人)に“存在意味”がある。
利害を考えての付き合いではなく、対象者の生き方、願い、悩みに共感し、共に努力していく“存在”であることに意味があるのです。

NPOって何?

最近よく耳にするNPOという言葉ですが、「NPO」はNon-Profit Organizationの略で営利を目的とせず、 自発的、主体的にさまざまな公益活動を行う民間の組織のことを指します。「民間非営利団体」と呼ばれることもあります。 一般的に市民たちの自発性に基づくボランティアグループや市民活動団体などの組織を表しており、以下の4つがNPOのキーワードです。
@自発的・主体的
これはボランティアの概念と同じです。誰かの強制で取り組むのではなく、 社会や地域の中で課題解決の必要な事柄に対して自らが行動を起こしていくことが必要です。
A公益的活動
行政の利益だけではない、広く市民の利益となる活動を行います。
B営利を目的とせず=非営利
収益活動の禁止ではなく、その活動によって得た利益を役員や会員に分配することなく、公益的な事業の活動資金とすることは非営利活動と考えられています。
C民間の組織
NPOの直訳は「非営利組織」となります。しかし、政府の支配に属さないという大前提があるので、そのことを強調する意味でも、 “民間”という文字が加えられることもあり、そして、この活動は決して個人によるものではなく、“組織”としての活動を意味します。

NPO法って何?
1998年12月に施行された「特定非営利活動促進法」を、通称NPO法といいます。 この法律によって、公益的な活動に取り組む非営利団体の法人格取得が大幅に緩和されました。良い影響として以下のものが挙げられます。
  • ボランティア活動や市民活動を行う団体も法人格を取得できるようになった。
  • 行政に従属する立場ではなく、対等な関係で活動できるようになった。
  • 市民活動団体が、法人化の準備を進める中において、使命(ミッション)実現に向けた組織だとの意識が高まった。 また、各種の規程整備を通じて組織の体制整備がすすんだ。
  • 行政や民間企業に比べ、柔軟な対応で、独自の目的を深く追求することができる多様な活動が生まれた。
  • NPOの概念の急速な普及により、無償のボランティア活動を敬遠していた人々が「非営利の仕事」という活動に興味を持ち、NPOに新たな人材が参画してきた。

2002年秋の臨時国会において、
  • 特定非営利活動の種類の追加
  • 設立の認証の申請手続きの簡素化
  • 暴力団を排除するための措置の強化
等のNPO法の改正が行われました。

NPO法人の活動分野

NGOって何?

「NGO」は、”Non-Governmental Organization”の頭文字をとったもので、「非政府組織」と訳されています。 一般的には、開発、人権、環境、平和など地球的規模の問題の解決に、「非政府」かつ「非営利」の立場から取り組む、市民主体の組織を「NGO」と呼んでいます。 諸外国においてはNPOと同じ意味で使われることが多いですが、
日本では、
NGO=環境・人権・開発援助など、国際的な活動を行う団体
NPO=地域社会で福祉活動などを行う団体

という意味で使われる傾向にあります。

NGOの基本的性格

@市民社会に根ざし、市民の自発的な参加によって支えられていること。
A政府や企業から自立し、自律した運営を行っていること。
B利潤の追求や配分が目的でないこと。
C人道的動機、または社会的公正や社会正義の実現を活動の動機としていること。

NGOの活動の特徴

@緊急の場合、すぐ現場にかけつけることができるなど機動性に富むこと。
A現地の状況やニーズの変化に合わせ、柔軟に対応できること。
B現地の人々のニーズを細かく把握し、活動内容に反映できること。

参考:『国際協力NGOダイレクトリー』2002年版


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