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2013年2月25日

Vol.25 西川 和江さん(さくら美守り隊)

プラスボランティア vol.25

内容

きっかけはガールスカウトのお手伝い
私は、カトリック系の学校に通っていたため、ボランティアに対する意識が自然と醸成(じょうせい)されていきました。
そして、娘がガールスカウトに入り、そのお手伝いをはじめたのが具体的なボランティアのきっかけです。そこでは、イベントなどでの車いす介助や障がい者の介助など、実践的なことを多く体験しました。

さくら美守り隊などの活動
以前公募で千代田区リサイクル推進委員会のメンバーに入っていました。その委員会は解散したのですが、その時のメンバーで何か出来ないかと立ち上げたのが、ちよだ環境ボランティアです。
ちよだ環境ボランティアの活動の一つが「さくら美守り隊」です。桜の開花時期にあわせて、千鳥ヶ淵でゴミの収集と募金の呼びかけをしていて、今年で13年目を迎えます。始めた当初は、ゴミがたくさん落ちてい
て袋がいっぱいになるほどで大変でした。最近ではゴミも少なくとてもきれいになり、うれしく思っています。
募金をしてくださる方に「とてもきれいでよかった」、「タダでは申し訳ないので・・・」と声をかけてくださることもうれしく思います。
その他にも、フリーマーケットや区内の各イベントに参加したり、区内企業の清掃活動の支援などを行っています。また、今年1月にはちよだ環境ボランティアが主催となって手作りの「ひな人形」をつくり、岩手県大槌町に寄贈するという、東京でもできる被災地支援活動を実施しました。

自分の出来る範囲で
ボランティア活動は、人格の成長だと思います。人は持ちつ持たれつの関係と言われるので、自分のできる範囲で、活動してほしいと思います。
私も、活動できる幸せを感じながら、私のできることを続けていきたいと思います。

ちよだ環境ボランティア
リサイクルやごみ問題を考えるボランティア団体です。運動会、さくらまつりをはじめとして千代田区内での各種イベントにおけるゴミの分別、減量化への啓発および手助け、また、フリーマーケット(年2回)も開催しています。

にしかわ ・ かずえ さん
生まれも育ちも千代田区神田で、千代田区内の学校に通う。以前、千代田区リサイクル推進委員のメンバーで、ちよだ環境ボランティアの立ち上げに関わる。趣味は旅行。友だちとの食事会などで、いろいろな会話をするのが楽しみ。

大槌町へ送る手作りひな人形(右:西川さん)